「球に魂が乗る」片山晋呉が大会レコードタイで単独首位！

2012年04月19日19時14分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 片山　晋呉 -9
2 小田　龍一 -5
3 キム・ヒョンソン -4
ハン・リー -4
白　佳和 -4
川村　昌弘 -4
C・プラポール -4
8 大槻　智春 -3
佐藤　祐樹 -3
谷原　秀人 -3


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コースレコードタイの62を叩き出し単独首位スタートを切った片山（撮影：岩井康博）










＜つるやオープンゴルフトーナメント　初日◇19日◇山の原ゴルフクラブ 山の原コース(6,767ヤード・パー71)＞

　先週の開幕戦、最終日を首位で迎えるも熾烈なバーディ合戦についていけず4位タイに終わった片山晋呉。その時、「こういう試合を続けていたら、勝てる時はくると思う」というコメントを残したが、早くもその言葉を現実のものにしそうなプレーを「つるやオープンゴルフトーナメント」でみせた。

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　片山はスタートから3連続バーディを奪取。4番ではこの日唯一のボギーを叩くが、その後も2つスコアを伸ばしてハーフターン。後半でも12番で6メートルのバーディパットを沈めたのを皮切りに、その後4つのバーディを奪取。2003年に宮瀬博文が記録したこの大会のコースレコード“62”に並び9アンダーで2位に4打差をつけて首位に立った。なお1ラウンドで10バーディは片山の自己最多バーディ記録タイとなっている。

　「やろうとしてることと、スイングと球筋、気持ちが揃ってきているので、球に魂が乗るようなものが打てている気がする」と充実のラウンドを振り返った片山。「先週、3日目の難しいコンディションの中でノーボギーだったり、今日にしてもビッグスコアを出せたり、それが今までできてなかったですからね。今までの僕とは違う僕が出てくるような気がする」と舌も滑らか。早くもめぐってきた3年4か月ぶりの勝利をつかむチャンス。今週こそは待望の栄冠を手にしてみせる。

【初日の順位】
1位：片山晋呉(-9)
2位：小田龍一(-5)
3位T：金亨成(キム・ヒョンソン)(-4)
3位T：ハン・リー(-4)
3位T：白佳和(-4)
3位T：川村昌弘(-4)
3位T：チャワリット・プラポール(-4)
8位T：藤田寛之(-3)他9名
18位T：金庚泰(キム・キョンテ)(-2)他8名

44位T：池田勇太(E)他22名
81位T：石川遼(+2)他21名